ソーイヤーの断酒日記

30歳から始めた晩酌習慣を止めると、人生は変わるのか? 実験の記録。

断酒54日

〇体重40.8㎏

断酒は続いているが集中力は続かない。小説も全く手を付けてはいない。

旅のフェイスブックにはまってしまっている。現実逃避か。

働いてもいない、悠々自適の生活なのだから現実逃避もないのだけれど。

高等遊民」というような生活になっているのではないだろうか、ひょっとして。

これを楽しまないといけないのだよ。今まで働いてきたのだから。

そんなに頑張って働かなくてもよいのだよ。いつも卑屈になっているのだけれど。

卑屈にならないでも大丈夫なのに。

ああ、また過去のことを思い出してしまった。

過去の嫌なかことを思い出すのは楽だからだ。

日本の都道府県でも覚えればいいのに。

あるいは英単語。

そんなことはしないでいつも楽なほうへと自分を逃がしている。

時間がもったいない。

あとどれくらい生きるというのだろう。

還暦近くになったのだから、あと健康な頭脳でいられるのは20年くらい?

30年くらい?

長いのか? 短いのか?

後悔はしないように。

もし、も考えないように。

気づくのだよ。

気づいているはずなのに。

 

今日はゴッホの絵を見に行った。

たくさんの作品を残したゴッホ。生前売れたのはたった一枚だけだったという。

写実的な絵も描ける。点描的な絵も描ける。

いろいろな作画法に挑戦していたのだ。

売れずともひたすら描いていた。ひたすら。

一枚の絵から迫力が感じられる。

描かずにはおれないんだ!という思いが。

 

ゴッホのあの筆遣いははゴッホの内なる情熱を感じさせる。

空も動いているようなあの筆遣いは面白い。

絵をかくことが嫌で嫌でたまらないのだったら絵なんて描けない。

完成まで時間がかかるし、描いているうちに飽きてくるし、最初は下手くそに

決まっているから上手になるためにもやはり時間はかかるし。

下手でも描いていく。描きたいから。

描くのが好きだからなんだろう。

下手でもなんでも私も書こう。

どんなものでもいいから書こう。